「多声音楽」、つまり和音で歌う合唱(いわゆるハモり )というものは、いつ頃どのように発生したのだろうか?
以下の記事は、音楽の勉強をマトモにした事のない素人同然の私が、この疑問を解消すべく 本とネットで得た知識を 自分なりにざっくりとまとめ、それを忘備録として記録したものである。
もしどなたかのお役に立てれば幸いです。
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さてそれを知るために、まずは手始めに1冊の本を読んでみた。
この本は音楽というものについて非常に包括的に、広く深く説明してくれている良書とは思うが、いかんせん ほぼ西洋音楽のみの焦点で書かれている。
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・最初期のグレゴリオ聖歌は単旋律(モノフォニー)であった。
・初期のオルガヌムは、聖歌を4度か5度で重ねる、もしくはドローンをつける、ごく簡単なものであった。
・3度のハーモニーが主流になるのは15世紀のイギリス音楽の影響からである
・ケルトの人々はもっと以前から3度でハモる感覚を持っていたらしい
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そして、この本を読んでみて、新たに生まれた疑問がある。
①この本には「紀元前の古代ギリシャから西暦800年まで、和音の歌が登場しなかった。その間およそ1000年間もの間、歌は発展しなかった」と書かれているが、果たして本当だろうか?
さらに、最も知りたいところである「ポリフォニーの生まれた課程」についての記述がアッサリだったので、もっと詳しく調べていく。
次回からは これらの疑問を解消すべく、中世ヨーロッパから古代に向かって、さかのぼって検証してゆこうと思う。
次回からは これらの疑問を解消すべく、中世ヨーロッパから古代に向かって、さかのぼって検証してゆこうと思う。
多声音楽の起源をさぐる INDEX